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小林よしのり
2024.5.13 10:22日々の出来事

まいこさんの「光る君へ」「源氏物語」考察

今朝の「ゴー宣ジャーナリスト」に『「光る君」へと
読む「源氏物語」』が掲載されているが、みんなは
これをちゃんと読んでるか?

わしは最初にまいこさんから原稿を受け取って、
難しい箇所、心情がいまいち伝わらない箇所などを
質問し、反映してもらっている。
古典が苦手なアホなわしでも分かりやすいように
書いてもらっている。

まいこさんの連載は、テレビドラマ「光る君へ」と
古典文学「源氏物語」の比較、時代的考証の説明、
現代人との心情比較など、多角的な視点から書いて
あり、こんな書き方ができる人はなかなかいない
だろう。

今回の論考で、源氏が「私の顔はどう?」と聞くと、
その自惚れを、夕顔がからかう歌で、逆に気を引いて
しまう場面など、現代人より機微の細かい恋の
駆け引きをするなぁと感心してしまう。
ひょっとしたら現代人の感覚の方が劣化してしまっ
ているのではないか?

最近は皇統問題にしろ、皇室や、一般国民の情感を
完全に無視したへ理屈ばっかり流布されているが、
そもそも人間の情感を理解できない連中が、血統や
Y染色体など、完全に無機質な根拠に固執している
のではないか?

まいこさんの「源氏物語」考察で、我々の「情感」を
深掘りしようではないか!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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